材質:SCM415鍛造材
熱処理:浸炭焼入れ
SCM415(クロムモリブデン鋼)、クロモリ、クロモリ鋼と言われている材料。
焼入れ性がよくて、加工もしやすく、きれいに仕上がります。
鍛造材を調達して、マシニングセンタで加工して、浸炭焼入れ後に平面研磨を行っています。
外形状は鍛造材で完成しており、端面、穴、溝部分を加工しています。
加工時は材料を固定する治具が必要となり、テクノマツモトでは自社で製作しています。
研磨は端面だけでなく、溝幅も100分の1の寸法公差が入っているので研磨が必要でした。
研磨用の治具を製作して、平面研磨加工で対応しています。
工業用ミシン部品ですが、鍛造材やロストワックスでSCM415、焼入れ有りの部品は弊社では多いです。